ごウェディングドレスクリーニングの Q&A

ウェディングドレスクリーニングの Q&A(保存パックについて)

Q 真空パック(窒素が入り膨らんでおります)の取扱いは、していますか?

基本的にお取り扱いしております。しかしその前に一つお話させて下さい。

 

真空パックと言うと、ウェディングドレスを劣化なしに恒久的に保存できるようなイメージがございます。しかし実際の所現在の真空パック技術(食品系の最新フィルムや脱酸素剤を使っても)では、防黄ばみ効果は殆どなく1年程度でも黄ばんでしまった例も相当数ございます。 たとえ多少効果があるとしても、防黄ばみ効果を維持するためには定期的な詰め替え作業が必要となり、長期の保管する上で、そのイメージ程役に立ちません。

他店にてクリーニング及び無酸素パックを行いましたが、開封後脇の下に黄ばみが出ているため、当店にて再度特殊処理を致しました。 クリックして拡大

(他店にてクリーニング及び無酸素パックを行いましたが、開封後脇の下に黄ばみが出ているため、当店にて再度特殊処理を致しました。)

7年前に他社で真空パックされたドレスですが、パックを開けるとクリーニングに出す前になかった黄ばみが脇の下周辺に出ております。

「なすクリーニング」の最新技術で黄ばみを完全に除去いたしました。

 

効果の切れた真空パックでは、空気が入れ替わらないのでむしろ衣類には悪条件です(中の窒素と結びつき窒素酸化物NOxを生成する可能性が生じます)。それに真空パックした状態ですと、お客様は折角のドレスを広げて見る事ができません。またなにより大事な事ですが、クリーニング後に汚れが完全に落ちているかお客様の目で確認できません。

他店で丸洗いを行いましたが、汚れが残っているため、なすクリーニングで再度施行いたしました クリックして拡大

(他店で丸洗いを行いましたが、汚れが残っているため、なすクリーニングで再度施行いたしました。)

真空パックされていたのでお客様は確認できませんでしたが、7年前のクリーニングで落ちていない汚れがこのように数カ所(厳密に言えば数十カ所)ありました。このトラブルは本当に多いです。 「なすクリーニング」で7年前の汚れも元通り綺麗にいたしました。 また、窒素が入り膨らんではいますが「パック」されればこれだけ強固な「シワ」がつきます。

 

このような事実から なすクリーニングでは、ドレスの黄ばみ防止のために真空パック処理を行うのは、お勧めしておりません。どうしてもドレスの体積を小さくして保管したいお客様に真空パックをお勧めします(一般的にはチュールやパニエの含まれないドレスであれば真空パック後のケース以下の体積で保管が可能です=真空パックは定型サイズの外ケースに入れる必要があります)。 真空パックをしても黄ばんでしまうのは、クリーニングしても黄ばみの原因である蛋白質や脂質等がしっかり落ちていないからなのです。 何よりも重要な事は最新の処理技術を用いてキチンと汗や汚れを落とす事です。 仮に、何年・何十年という時の経過により生じた、ドレス自体の性質上防げない黄ばみもございますが、「なすクリーニング」には黄ばみを処理する技術がございます。 数年前に「なすクリーニング」でドレスをクリーニングされたお客様に於かれましてはご安心の上これから先も保管頂ける事お願い申し上げます。

Q 他店とクリーニング方法が違うのですか?

クリーニングの方法は大きく異なります。レンタルドレスを中心に扱う工業用クリーニングの場合、コストを抑える為に、見えにくい場所の多少の汚れは当然無視されてしまいます。

一般にウェディングドレスは、着用の際にドレスの裾を引きずりますので、広範囲にひどく汚れます。このような汚れは実際の所、丸洗いだけのクリーニングでは完全には落としきれません。 なすクリーニングでは、生涯の大切な思い出とともに、ドレスも大切に保存したいというお客様のご要望にお答えするために、一つ一つの汚れに対し熟練の技術を持って大切にお取り扱いさせて頂いております。

他店で丸洗いを行いましたが、汚れが残っているため、なすクリーニングで再度施行いたしました クリックして拡大

(他店で丸洗いを行いましたが、汚れが残っているため、なすクリーニングで再度施行いたしました。)

また、なすクリーニングでは、ウェディングドレスをウェットクリーニング(水洗い)を行う技術を持っています。ご家庭でシルクを洗うと理解しやすいのですが、シルクは水洗いするとシワがひどく生じ、激しい縮みが生じますので、取り扱いが非常に難しいです。(工業用クリーニング等のドライクリーニングはシワの復元も比較的簡単な作業です)クリーニング後のプレス作業も、なすクリーニングは自信を持っております。なすクリーニングでは、オートクチュールのプレスも手掛けるプレス職人が、クリーニング後の正にシワ状態から、美しいドレープを描くよう綺麗に仕上げていきます。

Q 防虫・防カビ・シルエット加工(Yシャツで言うノリの役目とお考え下さい)は必要ですか?

お客様もお気づきにならないと思いますが、ドレスの生地は、そもそも虫食いに遭わない生地が大部分です。また、十年単位という長期にわたり効果を維持できるものではございません。

カビに関してですが、そもそもカビは環境的な要因が非常に強いので、例えどのような加工を施しても万全とはいえません。むしろ最低限の取扱いさえ気をつけて頂ければ、十分に防ぐ事が出来ます。

またシルエット加工についてですが、素材にもよりますが本来ドレスの持つ自然な風合い(柔らかなドレープ等)を損なう恐れがあります。そもそも、このような二次的加工は全てのドレスには必要ありません。不必要な化学薬品を塗布する事は、逆に長期間保存を行う場合、化学変化でドレスを痛めてしまう原因にもなりかねないばかりか人体に対して有毒な化学物質が多いので取扱いには極めて細心の注意が必要です。

なすクリーニングでは、お客様毎に本当に必要な加工なのかどうか、十分に説明させて頂いてから作業を行います

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